今日紹介する公園は、浦添市 仲間(うらそえし・なかま)にある「浦添大公園(うらそえだいこうえん」のあそび広場です。
国道330号線を北側から那覇向けに走行すると、浦添市の伊祖トンネル(メガネトンネル)のすぐ手前の左側に、長いローラーすべり台が見えているのが浦添大公園のあそび広場です。
名称:浦添大公園 ( Urasoe Dai Park )
所在地:浦添市 仲間 ( Location: Nakama Urasoe-city Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり ( Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
浦添大公園には今回のあそび広場のある「ふれあい広場ゾーン」のほかに、浦添グスクや浦添ようどれなどのある「歴史学習ゾーン」、そして以前に新しい大型遊具が設置されたことを紹介した「憩いの広場ゾーン」の3つがあるとても広い公園です。
国道沿いからも見える楽しそうなこの公園ですが、自動車で行くには国道330号線を北側から来た場合には、公園の駐車場までかなり迂回しなければなりません。 ^ ^;;
メガネトンネルの伊祖トンネルを過ぎて約1km先にある大平インター(おおひら)へ上がり、右回りで国道へ再び降りてUターンするように北東向けに戻ります。
すぐに見えてくる陸橋手前から左側の支線へ進み、道の合流に気を付けて200mほど進み、コンビニのローソンが右前方の角にある信号交差点を右折して、県道251号線(旧パイプライン)に入ります。
道なりに500mほど直進し、坂の上のほうにある信号交差点(伊祖公園前の交差点)を右折し、すぐ100m先の信号交差点から左折、二又の道は右側を進みます。
最初の右側の路地へ曲がり、トンネルをくぐってから100mほど直進すると、左右両側に公園の駐車場が見えてきます。茶色い陸橋が目印です。あそび広場に近いのは右側の駐車場です。
他のルートには、国道58号線の浦添市 牧港(まきみなと)から来る方法や、浦添市 安波茶(あはちゃ)や当山(とうやま)から来る方法などいろいろありますが、長くなるのですみませんが割愛しますネ(カーナビで浦添大公園駐車場や浦添墓地公園と行き先を指定するとよいでしょう)。^ ^;
なお、駐車場からは公園の遊具が見えません。
あそび広場の入口には上の写真の建物(売店とトイレ)があり、その建物の後ろ姿が見えるているだけで道案内も無くてちょっと不親切です。
それでも最初に、目を引くこの真っ赤なローラーすべり台が見えてきますので、ここから子供たちはもう大騒ぎです。
少し上のほうには幅の広いすべり台もあります。
コロナ禍の起きる前のこの公園は、沖縄県民はもちろん、海外からのインバウンド客(台湾・中国・香港・韓国)に米軍・軍属の家族も遊びに来ていて、かなり国際的にもにぎわいを見せていた場所です。
しかし、外出自粛が解除されても子供たちはあまり来ていないようで、あちらこちらで雑草が伸びているのが見受けられました。
公園自体はゴミひとつ落ちてなくてキレイなんです。でも、子供たちの歓声が聞こえてこないのはやはりさみしいですネ。
小さな子供向けのコンビネーション遊具
少し年長の子供たち向けには、大型の木製遊具があります。
「はいさい広場」と彫られた台の上にあるサイ?の顔の石象があります。
ここは「あそび広場」なのでは?と、毎回これを見るたびに不思議に思います。
何かもっと深い意味が込められたモニュメントなのでしょうか? ^ ^;
残念なことに、大型木製遊具にあるすべり台はすべて使用禁止になっています。
左奥の赤いすべり台も使用禁止です。
中央の大きなパイプ遊具は利用可能です。
木製遊具の2階の方からパイプの中へ入って、一回転して下のほうへ出てくる(逆も可)のですが、初めて我が子がこれをクリアできた時は子供の成長に感激したものでした。
それでも、親が一緒にパイプの中に入るのは注意が必要です。
理由その1.パイプ遊具の中は案外とせまい。子供のほうがスムーズに移動します。
理由その2.回転部分で頭を上にする体の入れ替えがむつかしい。小柄な方は大丈夫ですが。
また、中に入らずにパイプの外側から子供の動きを手助けしようとしても、ネットの編み目が意外に細かくて苦労します。
あまりに小さい子供をこの遊具で遊ばせるのは、初めての時はそれなりの覚悟が必要です(大げさ!)。 ^ ^;;
それでも、これだけ大きなパイプ遊具は他の公園でもほとんど見かけませんので、この遊具をスムーズに遊べるようになれば、その子の身体能力はかなり発達向上していると確信します! 私のイチ押しの遊具です。^ ^
木製遊具は写真のような金属パイプのはしごなどが多数取り付けられていて楽しいです。
これらのパイプはサビひとつせずに、いつまでも新品のようにピカピカきれいです。
木製遊具は傾斜地に建てられているので、上の方の通路から入ることもできますよ。
ここからの眺めも素晴らしいですヨ。
親子連れがたくさん来ることを予想して、この公園には複数のあずま屋があり、大型のあずま屋も置かれています。
ベンチもこのように多数置かれています。
スイング遊具もあります。しかし色落ちしてて老朽化が目立ちます。
これがこの公園最大の目玉、大型のローラーすべり台です。
ただし、この写真は2011年7月に撮ったものです。
これがローラーすべり台の現在の姿です。老朽化していて使用禁止になっています。
雑草も伸び放題、荒れた風景になっています。
右側には伊祖トンネルが見えています。
ローラーすべり台の上のほうの入口の様子です。
入口は封鎖されて、ここも周りの雑草が伸び放題です。
ここの公園の大型の木製遊具は今も十分に遊べるのですが、その他の遊具には痛みが目立ちます。
以前はブランコもあったのですが、今は撤去されて無くなっています。
コロナ禍もあって人が来ないので遊具の補修もあまり進んでいないようです。
おなじ浦添大公園内の400mほど離れた別の場所に、新しくきれいな大型の遊具が設置されたことも、ここの人気が落ちている原因のひとつです。
利用者が少ない分、思い切り遊ぶことができるので、意外な穴場だとも言えますネ。 ^ ^
これは上の広場にある石門です。
2つの入口があるのは、伊祖トンネルを真似ているのでしょうか?
その奥には、坂を登るように階段があって、上の方には展望台もありますヨ。
眺めがきれいですので、展望台にもぜひ行かれることをオススメします。
公園の下のほうの広場には、屋根付きのステージが設置されています。
保育園の催事やピクニックなどで使われているのを時々見かけます。
ここまで[photography: 10/2020 ]
===== ここから下はこの公園の過去の様子です。[photography: 11/2009]=====
今ある幼児用のコンビネーション遊具が置かれる前は、機関車の遊具などもありました。
ちがう角度から撮った写真です。幼児向けにいろんな工夫のされた通路型の遊具でした。
最近の公園は個性的な遊具がどんどんと消えていき、どこも変わり映えのしない似たようなコンビネーション遊具ばかりになってきています。
あの遊具で遊ぶためにあそこの公園へ行こう!なんて言う行動意欲が、だんだんと薄れつつあるように感じる今日この頃です。
子供たちの歓声がいつでも公園からあふれて聞こえてくるような、以前の状態にも早く戻れることを願ってやみません。
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