今日は、北谷町 桑江(ちゃたんちょう・くわえ)にある「桑江(くわえ)公園」を紹介します。
「ちゃたんニライセンター」に隣接する大きな公園です。

公園の看板と噴水と
石に彫られた公園の文字は、達筆すぎて良く読めませんが。 ^ ^;
高くそびえ立つように立てられた細長く切り出された数本の原石が囲む中に、霧のようなシャワーを噴き出す噴水があります。
この写真は2007年5月に撮ったものです。現在も石の看板や噴水の装置は当時のままですが、噴水が噴き出ているのを最近は見たことがありません。私のタイミングが合わないだけでしょうか?
名称:桑江公園 ( A park name: Kuwae park )
所在地:北谷町 桑江 ( Location: Kuwae Chatan-town Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
この公園へ行くには、国道58号線を北谷町の国体道路入口交差点から県道23号線の国体道路へ入ります。
ゆるい登り坂を道なりに1500mほど進み、右側に淡いピンク色のファッションセンターしまむらの店舗が見えてくると、その先には陸橋がかかる上勢頭(かみせど)交差点があります。
その陸橋交差点を右折して100mほど進むと、左側にガソリンスタンドが見えて、すぐに十字路になります。
そこから右手前方に何か公共施設らしきものが見えているのが、ちゃたんニライセンターで、北谷町の市民文化センターみたいなところです。そこの駐車場に車を停めます。
十字路を右に曲がってすぐ左の駐車場入口から中へ入ってもいいですし、十字路を直進して先の方にある入口から右側の駐車場へ入ってもOKです。駐車場が広いので安心です。 ^ ^

ちゃたんニライセンターの裏側のようす
今日の公園は、駐車場からちゃたんニライセンターをはさんだ反対側にあります。
建物を横から裏へ回って行くこともできますが、正面玄関から建物に入って階段を降りて裏側に抜けることもできますよ。 ^ ^
上の写真は、その建物から出てきた場所になります。右側が公園、噴水のある場所は背中側です。
遊具のある場所は、写真の中央から奥に延びている遊歩道の先にあります。

幼い子供用の遊具
遊歩道を歩いて行くと、自由広場と言うところに遊具が置かれています。
写真のものはヨチヨチ歩きの子供用の遊具で、2種類の遊具が置かれています。
小さな階段やすべり台などが組み込まれています。

新しく設置されたコンビネーション遊具
これらの遊具は2019年3月に新しく設置されたものなので、まだあまり知られてないかもしれません。
私が行った時にはアメリカ人の親子が遊んでいました。外国人の方が情報が早いのか!? ^o^;;
コンビネーション遊具には2種類のすべり台がありますが、そのすべり台の大きさに比べて、鉄パイプのはしごやネットのはしご、目の粗いクサリの吊り橋など、難度が高い遊具が組み合わされています。
最初は親が補助して遊んであげる必要がありそうですネ。 ^ ^;

2種類のブランコ
普通のブランコと、かご式の2種類のブランコもあります。
かごブランコは高さを低くするために、ちょっと凝った造りになっています。

オレンジ色の健康器具
数は少ないですが、健康器具も近くに置かれていました。

公園の見取り図
公園の見取り図です。噴水は図の左上、遊具の場所は右上の自由広場です。別の遊具が右下の砂場にもありますので後で説明します。
この公園見取り図にはウォーキングコースとして一周850mの周回コースが描かれていますが、ゆるやかな斜面に造られた広い公園はかなりの起伏があるため、一周すると距離以上にハードに感じます。 ^ ^;;
また、周回コースだけでなく、その他の遊歩道を利用して自分でいろんなコースを設定できる楽しさもあります。

ガジュマルの枝が延びる道
大きく広げたガジュマルの枝から無数の気根が垂れ下がる道沿いには、鮮やかな黄橙色のストレリチア(極楽鳥花)の花が咲いていたり・・・

蛇行する遊歩道
蛇行しながらゆるやかなスロープを歩いて行く、樹々に囲まれた場所や、

長い階段のある場所
上の方が樹々に隠れて見えない長い階段のある場所など、変化に富んだいろいろなコースが楽しめます。
階段はキツイので、別の道を私は選択しましたけどもね。 ^ ^;;

砂場の遊具の場所
公園見取り図の右下に描かれていた砂場の場所です。
小さなコンクリート製すべり台の両側に、丸太の階段や平たい石状の階段があります。
砂場の上の方には、扇形にカーブした大きなあずま屋が建っています。

あずま屋の中のようす
赤瓦のあずま屋の中は、松の木を模したものでしょうか?大きなコンクリート製の擬木が置かれ、ところどころがベンチになっています。
屋根の下にあるため夏場でも暑くないので、この擬木は子供たちのいい遊び場でもあります。 ^ ^
また、コンクリート製でヒンヤリと冷たいので、土曜日曜の朝にここへ行くと、酔っぱらったお兄さんが気持ち良さそうに寝ていたりするのを見かけます。 ^ ^;

2種類のパネ遊具
砂場には2種類のバネ遊具も置かれています。

今は撤去されて無くなったブランコ
砂場のそばには、丸太で組まれた素朴ながらも味わい深いブランコが以前はありましたが、今は撤去されていて緑の広場になっていました。

池のようす
沖縄の公園としては割と大きな池もあります。
以前はここでテナガエビを釣っている親子を多く見かけました。
池の奥の方には小鼓橋がかかり、その左にちょっとした空き地があって、一番左側には11の拝所が並ぶ場所が(いつのまにか)造られていました。

赤瓦のあずま屋
この写真は2007年2月に撮ったものですが、池の奥の方に写っていた小鼓橋のかかる場所です。当時は赤瓦屋根のあずま屋が建っていましたが、現在はこのあずま屋は無くなり、そこが空き地のようになっていて、新しくその後ろ側に拝所が設けられたようです。

緑の広場とあずま屋
以前はゲートボールをしているのをよく見かけた緑の広場です。
広場の奥にはあずま屋があり、広場の奥の方にあるので気軽に立ち寄るという感じではなく、建物自体もレンガの壁があってオープンな造りではないので、ナイショ話をするために使うような怪しげな雰囲気があるあずま屋です(※あくまでも個人的な印象です)。 ^ ^;;

トイレのようす
公園のトイレです。広い公園ですがトイレはこの1カ所だけだったと思います。
それでも、トイレの後ろ側に写っている「ちゃたんニライセンター」にはきれいなトイレがあるので安心です。
メモ: 公園利用は無料/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/自販機あり/駐車場あり/池あり/展望台あり/屋外ステージあり

高台に建つ展望台
小高くなった場所の上には展望台もありました。
まわりの樹々が大きくなっているので眺望は期待するほどではありませんが、建物が三角形の形をしていて一度は実際に上まで登って見てほしい展望台です。
展望台周辺の散策路がまた別の味わいがありますよ。 ^ ^

気持ちの良いフィールド
最近造られた公園ではないので、やや武骨な感じがするところもありますが、大きな樹々の間にテーブルセットが置かれた空間は、ピクニック・ランチに最適な場所だと思いますよ。
ここは遊具で遊ぶために来ると言うよりも、ゆったりと遊歩道の散策を楽しんでいる途中に、遊具でも少し遊んでみようか・・・みたいな楽しみ方ができる公園です。
また、となりの「ちゃたんニライセンター」には図書館もあるので、絵本や雑誌を楽しむことも出来ます。
交通の便も良いし、周辺施設も含めてオススメの公園です。 ^o^/
[photography: 2/2007・5/2007・12/2009・3/2019・7/2019 ]
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