前回に引き続き紹介するのは、北谷町 砂辺(ちゃたんちょう・すなべ)にある「砂辺馬場(すなべばば)公園」のパ―ト2です。
公園へのアクセス方法は、前回のパート1の記事を参照ください。
この公園の北端にあるマンタの展望台です。2007年7月頃の撮影のものです。
海浜に面している公園なので、海浜公園の性格も兼ね備えています。
第二次大戦では1945年4月1日にここ北谷町の砂辺海岸から米軍が沖縄本島へ上陸しました。
そのモニュメントが公園のトイレの後ろ側、海を臨める一段高い場所に置かれています。
その先の方にはあずま屋がいくつか見えています。
公園の広場の端に建てられている赤瓦屋根のあずま屋です。
このあずま屋の横のほうには板張りの床が、写真の左端にいる青い服の人のところまで延びています。
さきほどの青い服の人が立っていた付近です。
段差に扇状の階段を設けてステージのようにしてあります。
また、奥の方には展望台も見えています。
あずま屋を兼ねた赤瓦屋根の展望台には木製の通路を歩いて行きます。
空は青く晴れ渡り、いい雰囲気で気持ちよく歩くことが出来ます。 ^ ^
あずま屋の展望台とは別に、屋根の無い単独の展望台も近くに建てられています。そちらの方が少し地上高が高い構造になっています。
展望台からは砂辺の海岸やビーチを見渡すことが出来ます。
上の写真は左側の海岸のながめで、護岸が整備された砂辺海岸です。
ここでサーフィンをする人も多く、うちの息子も知人に誘われてこの海岸で初めてサーフィンを経験しました。
海へ降りる護岸の階段のそばに1台のベビーカーが置かれていましたが、親子の姿は見えません。どこへ行ったのでしょうか? ^ ^;
紅白の歩道を少し先のほうまで歩いて行くと、宮城海岸へ行くことが出来ます。
今度は右側の海岸のながめで、こちらは砂辺ビーチになっています。
干潮の時間帯だったのでビーチは浅くなっていますが、小さな子供達が遊ぶにはちょうど良い深さかもしれません。 ^ ^;
ここは人工ビーチではなく自然の浜なので、ナマコやヒトデやヤドカリも見つかります。 ^ ^
今日の記事のトップの写真にあった優雅なマンタのモニュメントの建つ展望台は、右側に見えるマンションと浜との境の護岸沿い(青い砂防ネットのところ)をもう少し左奥へ歩いて行ったところにありました。
そのマンタの今の姿を写真に撮ろうと現場へ行ってみると、エッ? なんと!
土台だけを残してマンタはいなくなっていました。この風景はちょっと悲しすぎる・・・。
気を取り直して公園のところまで戻り、広場のようすを撮ったのが上の写真です。
広い芝の広場があって、いろいろなリクエーションを楽しむことが出来ます。
この公園には本格的なスケートボード用の練習広場が用意されています。
ただ、私はここでスケボーをやっている人の姿をこれまで一度も見たことがありません。^ ^;
練習場があまりに本格的過ぎてそのレベルの人がいないからでしょうか? 私が来るタイミングと合わないだけかもしれませんが・・・
スケート広場のそばに、ネットのブランコがあります。
すこし前に通り雨があったので地面に水たまりが出来ています。
じつはここの公園は水はけが悪く、町議会でも質問が出るほどの問題になっています。
2019年度の今年に予算化されている遊具整備費の一部を、この雨水排水対策にもぜひ使ってほしいですね。
以前にはこのような木馬タイプの一輪車の回転遊具もありましたが、これも今では無くなってしまいました。 ^ ^;
スケート広場のとなりにはバスケットコートがあって、ここはきれいなブルーのコートに整備されていました。
道路との境のフェンスが低いのがちょっと気になります。 ^ ^;
バスケットコートの横には写真のようなゴールリンクが5つもあるボードが設けられています。 ^ ^
壊れるからぶら下がるなヨ!みたいなことが書かれていますが、とてもユニークな器具です。
メモ: 公園利用は無料/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/自動販売機あり/駐車場あり/展望台あり/ビーチあり/屋外ステージあり
この公園は、道路向かいにある野球場の反対側にも公園敷地の一部があるんです。
ほとんどの方はここまで来ないと思いますが、ここにも駐車場があり、手前には小さな緑の広場があります。
ベンチは置かれていますが、残念ながら遊具はありません。
その小さな広場にも、以前は写真のようなバネ遊具が置かれていました。
見るからに古いタイプの遊具ですね。撮影は2007年7月頃です。
奥の方にも別の遊具らしきものが見えています。
やじろべえの原理で左右に振れて、さらに回転もすると言う、とても愉快で楽しい遊具が以前はありました。
かなり感動したすばらしい遊具でしたが、老朽化のためか、中学生たちが危険な乗り方をするためか、いまでは撤去されていて、地面のマットの残がいだけが残されています。とても残念です。
この遊具に乗る時は、両端の二人が同時に乗らないといけないという、ちょっとしたテクニックも必要だったんだよなんて、もはや昔話ですね。 ^ ^;;
ひと昔前に子供と一緒に遊びに来ていた頃はものすごい人気のある公園でした。
今の人気のほどはよく分かりませんが、遊具の現状は老朽化がかなり目立っています。足元の水たまりも気になります。
近々行われる予定という遊具整備工事にはとても期待しています。
[photography: 7/2007・2/2019・7/2019 ]
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