今回紹介するのは、うるま市塩屋(うるまし・しおや)にある「下原(しちゃばる)スポーツ広場」です。
前回、那覇空港自動車道路の高架下を利用した南風原町にある公園を紹介しました。
今回は高低差のある土地をつなぐ鉄橋の高架下を利用して造られた公園を取材してきました。
名称:下原スポーツ広場(A park name: Shichabaru Sports Park/ Shioya Public Housing Park )
所在地:うるま市 塩屋 ( Location: Shioya Uruma-city Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
この公園へ行くには、沖縄市泡瀬(あわせ)の県道85号線を南側から勝連(かつれん)半島向け走行します。
左側にある大型店舗のニトリやイオンを過ぎて、スポーツ店のゼビオ、かねひでスーパー、ユニクロ、ゲオなどの店舗並びを過ぎると、左前方にドン・キホーテうるま店が見えてきます。
車は、ドン・キホーテの手前の大きな交差点、豊原(とよはら)交差点から左折します。
交差点を曲がって150mほど走ると、左側に路地がありますのでそこへ左折して、すぐにT字路を右折します。すると、巨大な鉄の橋のそばを走る下の道へ降りて行きます。
すぐ右側の高架下に駐車場がありますので、車はそこへ停めます。
与勝(よかつ)方面や石川方面から南下してドン・キホーテまで来る場合も、豊原交差点を山手に右折して以下同じです。
沖縄市の池武当(いけんとう)方面から来る場合は、県道85号線を走ればサンエー具志川メインシティやメイクマン具志川店のそばを通って泡瀬まで降りて来れますので、それが便利です。
沖縄自動車道を利用して来る場合は、沖縄北インターチェンジで降りて、国道329号線をまたいで東進します。そのまま国道36号線を道なりにずうっと進むと、さきほどのドン・キホーテまで道1本です。左側にドン・キホーテが見えたら、豊原交差点の1つ手前の路地を左へ2回曲がると、今日の公園へ到着します。
公園名の下原は、方言発音の「しちゃばる」と読ませています。
この公園はうるま市の江洲(えす)・喜仲(きなか)などの高台の地域と、豊原・塩屋(しおや)の海沿いの地域をつなぐ巨大な「なかきす大橋(長さ560m/2011年12月開通)」の高架下の土地を整備してできた細長い公園です。
公園名の看板や施設案内の見取図が掲げられている上の写真の場所は、駐車場とは反対側の公園の端です。
遊具の置かれている遊戯広場は、公園の看板のすぐそばです。
駐車場から離れているので、私は近くで路上駐車させてもらいました。 ^ ^;
通勤時間帯などをはずせば、交通量は少ないので路駐でもOKだと思います。たぶん ^ ^;;
お母さんたちが楽しくおしゃべり出来そうな円形の大きなベンチが置かれています。
グリンピースか枝豆みたいな緑色したスイング遊具があります。2人でも1人でも遊べるシーソータイプですね。
赤と青のツートンカラーの小さなすべり台です。
土地の傾斜を利用して置かれています。
巨大な橋脚の近くに、2種類のブランコが置かれています。
間違ってブランコに近寄ったりしないよう、ブランコの周囲を低いフェンスが囲んでいます。
遊具はちょっと少な目ですが以上で終わりです。フカフカの床が気持ちよかったです。 ^ ^;
遊戯広場から橋脚をひとつ越えると、3×3(スリーバイスリー)用のバスケットのハーフコートがあります。
バスケットコートの周りは背の高いフェンスで囲まれていて安心です。
頭の上の道路はかなりの高さがあります。 ^ ^;
バスケットコートの外側の歩道から歩いて行くと、写真のようなトイレが設置されています。
公園内にあるトイレはこの1カ所だけです。
トイレの次は、テニスコートです。
なぜかコートの全面に砂がまき散らかされていました。わざとでしょうか?よく分かりません。 ^ ^;
公園に管理人はおりません。テニスコートを使うには事前にうるま市役所へ使用願いを提出する必要があります。様式がWebにありましたのでリンクしておきます。
また、他のWeb記事で、カギが閉まっていて公園が使用できないと書かれたものがありましたが、私が行ったときはカギはどこにも無く、すべて立ち入ることが出来ましたヨ。 ^ ^
テニスコートもバスケットコート同様に、背の高いフェンスで囲まれています。
そのフェンスのすぐ外側に黒い手すりが設けられていますが、これはテニスの観客用に造られたものでしょうか、バスケットコートにはありませんでしたが。 ^ ^;
歩道の右側にも、車道との境にフェンスが設けられています。
メモ: 公園利用は無料/ベンチあり/あずま屋なし/トイレあり/水飲み場あり/駐車場あり/自動販売機近くにあり
テニスコートから橋脚をまたひとつ越えると、イベント広場と呼ばれる芝の広場です、
ベンチがいくつか置かれていますが、それ以外は何もありません。
歩道を通って、もうひとつ橋脚の向こう側へ行ってみましょう。
細長い公園の間を車道が3カ所ほど横断しています。
横断する車道の上にブルーの塗装がされていて、ドライバーにも歩行者にも目立つようになっています。
最後の広場は、スポーツ広場と呼ばれる場所になっています。
ここにもいくつかのベンチが置かれている以外は、水飲み場があるくらいです。
それでもキレイな芝の広場では、キャッチボールやサッカーのパス練習など楽しめそうですよ。
スポーツ広場は両側に歩道が設置されています。
ここらへんだと橋の高さもだいぶ低くなってきています。
公園の一番東の端にある駐車場です。
正面に見えているのは入口で、出口は右側にあります。中は一方通行です。
橋脚の手前側は、身障者用の駐車場で、奥の暗くなっているところが一般用です。
ただし高さ2m制限がありますので注意です。 ^ ^;;
写真の左奥に見えている黒い建物は、ドン・キホーテの看板です。
駐車場の近くから見た公園全体のながめです。
橋の上を走る県道36号線は、高台の上のほうへまっすぐきれいに延びています。
公園の場所をGoogleストリートビュー(2019年9月現在)で確認すると、2015年10月時点の景色を見ることが出来ますが、高架下にはまだ公園が造られてなくて、フェンスの中は雑草で埋め尽くされています。 ^ ^;;
あの状況が、今のこの公園の姿に変わるなんてウソのようです!
これを見てしまうと現在、高架下を雑草畑として放置している自治体の関係者は、すぐに行動を起こしたくなりませんか? ^ ^
ダイナミックな構造ですネェ。圧倒的な威圧感があります。
一度は実物を見る価値はありますので、泡瀬や勝連半島の近くに行く際には、ドン・キホーテうるま店近くの鉄橋の下の公園のようすをぜひ見に行ってみてくださいな。 ^0^/
[photography: 9/2019]
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