今日は、宜野湾市 真志喜(ぎのわんし・ましき)の「宜野湾海浜(ぎのわんかいひん)公園」を紹介します。
公園に車で来た場合は、首里城の守禮門(しゅれいもん)のような造りをした門から入ります。
門の額には「歓海門(かんかいもん)」と書かれていて、この名前も首里城にある「歓会門(かんかいもん)」をもじったものでしょうか。海に面した公園だから、歓海門とはシャレています。
名称:宜野湾海浜公園 ( A park name: Ginowan Seaside Park )
所在地:宜野湾市 真志喜 ( Location: Mashiki Ginowan-city Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
この公園の場所はとてもわかりやすいです。宜野湾市のコンベンションセンターの右どなりです。
詳しく説明すると、国道58号線を浦添市の牧港交差点から高架橋に上がらずに下の道から海側に進み、宜野湾バイパスに入ります。
そのまま道なりに進んで右側の、ムーンオーシャンホテル、サンエー・コンベンションシティ、ラウンドワンなどを見ながら進むと、左側に沖縄コンベンションセンターが見えてきますので、そこを過ぎて、さきほどの歓海門から左折して公園へ入ります。奥の方へ広い駐車場があります。
国道58号線を北側から来る場合は、宜野湾市の伊佐北(いさきた)交差点から宜野湾バイパスに入って道なりにまっすぐ進み、右側にラグナガーデンホテルが見えてきますので、その先の信号交差点から右折すると歓海門です。
歓会門をくぐるとすぐ左側に、大きな石でできた公園の看板があります。車で来ると見えないかもしれません。
公園が海に面しているので「海浜公園」となっていますが、公園内には野球場や体育館、陸上競技場、テニス場、多目的広場などがあって、総合運動公園としても機能しています。
野球場は「アトムホームスタジアム宜野湾」と呼ばれていて、プロ野球セ・リーグの横浜DeNAの春季キャンプ地として知られています。
公園の駐車場とコンベンションセンターの間には、上の写真のような噴水広場があります。
青いクジラ?から水が噴き出すわけではなく、その下の台のほうから水があふれ出て来る造りになっています。^ ^
噴水の周りを取り囲むようにベンチが置かれ、お弁当やひと休みにいい場所です。 ^ ^
そのせいか、多くのスズメやハトがたむろしています。青いクジラ?の頭の上にもハトが止まっていますヨ。
噴水広場から遊具のある場所へ向かう途中に、松の木が植えられた50mほどの通路があります。
ここではスケートボードの練習をしている若者たちをよく見ます。ちょっと見は悪ガキみたいな恰好してたりしてますが、わきに置かれた木製の台などを通路に移動してから、スケボーの技を磨く練習を一生懸命、一途に頑張っているのを眺めていると、ほほえましくもあります。 ^ ^
松の木の通路から少し進むと、子供広場があって、そこには落ち着いた茶系カラーのコンビネーション遊具が置かれています。すべり台がふたつセットされています。
地面が砂場になっていて安心です。砂場の広さのわりにコンビネーション遊具がやや小ぶりです。 ^ ^;
ネットの壁や垂直棒なども取り付けられています。
コンビネーション遊具にそれほど特徴めいたものが無いので、遊具の上の方に取り付けられている突起物の写真を載せておきます。 ^ ^;;
コンビネーション遊具の近くにあるバネ式のシーソーです。一人で乗っても遊ぶことのできるものです。 ^ ^
遊具はコンビネーション遊具とシーソーの2つだけなのでちょっとさみしいです。
以前はブランコもあったのですが、今回行った時には気づかなかったので撤去されたのかもしれません。
遊具の近くにはいくつかのあずま屋が置かれています。
これは、赤瓦のあずま屋ですね。あずま屋の向こう側にはトロピカルビーチの白い砂浜が見えてます。
ちょっと大きめのトイレです。
公園内にはいくつかのトイレがあって、ビーチにも体育館などの施設内にもトイレがあるので安心です。
子供広場近くのトイレのそばにある水飲み場です。
運動して汗をかいた人が使えるようにしているのか、少し大きめに造られています。
ビーチでひと泳ぎした高校生たちがここで水浴びしているのを見かけたりもします。 ^ ^;;
メモ: 公園利用は無料/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/駐車場あり/自動販売機あり
公園の中央には広い多目的広場があります。向こう側に見えているのはコンベンションセンターですネ。
この広場は、夕方や休日には少年サッカーでよく使われています。
2012年には米軍のオスプレイ配備に反対の県民大会でも使われました。
その多目的広場の周囲には、健康器具(と思われるもの)がいろいろと置かれています。
子供用の遊具は少ないのですが、この健康器具があるおかげで、意外と子供達も楽しむことのできる公園です。
上の写真は、3段階の高さのあるぶら下がり器具。
小さな子供には手が届かないのですが、これを見ると必ずぶら下がりたくなるようで、うちの子供たちはよくこれにぶら下がっては楽しんでいました。 ^ ^
こちらは、たぶん腹筋をする台だと思います。 ^ ^;;
こんなものでも子供たちはいろいろと自分たちで遊び方を考え出して楽しみます。
多目的広場の周囲に置かれている健康器具には、どれも説明板が取り付けられていないので、どのように使ってよいのかわからないものがいくつもあります。 ^ ^;
これもそのひとつです。子供たちは一本橋あそびに利用しますけどね。 ^ ^
公園の一角には木立ちに囲まれた「電車広場」と名付けられた広場がありますが、そこに電車や線路があるわけではなく、ターザンロープなどの遊具も何も置かれていない広場です。
なぜ電車広場なの? ここにも説明板はありません。やけにでかい看板だけが目立つ不思議な広場です。 ^ ^;
Webで検索してみると、その昔にこの場所には「新幹線」が置かれていことが判明しました。
だから電車広場なんですね。しかし、電車が無くなっているのなら広場の名前も変えていいと思うのですけど・・・
電車広場のとなりには小さな池があります。深さはとても浅いのですが、池の周りはかなり滑りそうで、ちょっと近寄りづらいです。 ^ ^;
写真に写る茶色の柱群は、以前は屋根があったあずま屋だったのだろうと思われます。
その奥の右側の緑のとんがり屋根の建物は体育館、左側のクレーンは、大きな屋外運動場を建築しているところです。たぶん、プロ野球横浜DeNAの春季キャンプ用の屋内練習場に使うためのものと思われます。 [photography: 6/2019 ]
===== ここから下はこの公園の過去の様子です。[photography: 4/2009]=====
現在、小ぶりのコンビネーション遊具が置かれている子供広場には、以前は上の写真のような、船の形をした遊具が置かれていました。幼児用の遊具ですね。
以前は、子供広場そばの通路をまたぐように大型のネット遊具が置かれていました。
登るのもネット、通路の上もネットで造られていました。これのそばを子供と通るときには、必ず一度はこのネット遊具に登って渡らないと次へ移動できませんでした。 ^ ^;;
この公園へ以前に来たことある方は、この遊具に見覚えがあるのではないでしょうか?
コメント