今日は「カメ公園」の愛称で呼ばれている宜野湾市 真志喜(ぎのわんし・ましき)にある「わかたけ公園」を紹介します。

バベルの塔?
公園の入口付近にこのような謎の構造物が置かれています。バベルの塔のミニ版みたいな形をしていて物見台でしょうか、坂を登っててっぺんまで上がることが出来ます。
名称:わかたけ公園 ( A park name: Wakatake park )
所在地:宜野湾市 真志喜 ( Location: Mashiki Ginowan-city Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
駐車場なし( Parking lot: None / 没有停车场 / 沒有停車場 / 주차장 없음 )

公園の看板
公園の看板です。 きれいにタイルで造られています。
この公園へ行くには、国道58号線を宜野湾市の真志喜交差点から海側(北西方向)へ曲がります。陸橋のある交差点で、沖縄コンベンションセンター入口へ向かう道です。交差点の角には作業服の店トーエイがあります。
交差点から入ると、すぐ右側に「いすのき公園」が見えます。そのまま直進して信号交叉点を過ぎて、
その次の信号のない十字路を右の細い路地へ曲がります。少し先の右側に赤いレンガタイル張りのライオンズマンションが見えていたらOKです。
その路地をゆっくり奥へ進むと、やがて右側に今日の公園が見えてきます。駐車場はありませんので、公園の周囲に邪魔にならないよう路上駐車します。

池から湧き出る清流
じつはこの公園の中を清流が流れているんです。入口近くにある池の底からきれいな湧き水が出ています。機械仕掛けではなく自然の湧き水です。
夏になると子供たちはこの池の中に足を入れて遊んでいます。深さは20cmくらいでしょうか。

公園の中を流れる清流
湧き水は公園の中を清流となって流れていきます。清流といっても幅50~70cmくらいでしょうか、深さは5cmくらいで安全です。腰掛けられるような石が飛び飛びに配置されています。
流れのそばには、ササというか小竹が何カ所かに植えられています。この公園の名前の「わかたけ」と言うことなのでしょうね。

池の主の大ガメ
公園の中央には3段に水をたたえた池が造られています。その真ん中に大きなカメの像が置かれているので、子供達はこの公園を「カメ公園」と呼んでいるんです。
池の中を探すと子ガメも見つかりますヨ。

砂の上にある遊具
遊具ももちろん置かれています。簡素なコンビネーション遊具にも見えますが、案外と複雑です。

別の角度から見た遊具
遊具を反対側から見てみるとこのようになっています。ボルダリングしながらの壁移動やうんてい、すべり台もあります。

スパイダーネットのジャングルジム
さらに別の角度から見ると、スパイダーマンの気分になれそう?なクモの巣ネットもありますヨ。とても楽しそうです。

小さな子用のミニハウス
小さな子供達にはミニハウスや小山の遊具が砂場の中に用意されています。

鉄棒があるゾ!
ステンレス製のサビにくい鉄棒が高さ違いで3種類ありました。なつかしくてうれしくなります。

6本組の登り棒
同じようにステンレス製の登り棒も設置されていました。ちょっと珍しい。だけど私はこれは苦手でした。^o^;;
目新しい遊具が置かれていますが、その代わりと言ってはなんですが、この公園はブランコやシーソーは置かれていませんでした。

ユニークな形のあずま屋
非常にユニークな形をしたあずま屋です。面白いデザインですけど日差しも雨も遮れないのでは・・・と少し心配してしまいます。^o^;;

もうひとつのあずま屋
別の場所には、このようなスタイリッシュなあずま屋も置かれています。
向こう側には広場が見えてます。

芝の広場
公園の半分は平らで広い芝の広場です。ボール遊びが思い切りできます。

トイレと水のみ場のようす
トイレと水飲み場もちゃんとありますよ。
メモ: 公園利用は無料/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/近くに自販機あり/駐車場なし
表通りから見えない住宅地の中にある公園です。湧き水や小川があるなど他の公園にないユニークな公園で、何度遊びに来ても飽きない公園のひとつです。[photography: 12/2018]
===== ここから下はこの公園の過去の様子です。[photography 8/2006]=====

過去に置かれていた木製遊具
以前は、砂場の上にこのような木製のコンビネーション遊具が置かれていました。
鉄製のすべり台は滑りが悪かったですが、うんてい、ブランコ、ネットなど、定番の遊具がひととおりそろっていました。
数本の鎖で宙づりにされた遊具の真ん中にある一本橋は、地上高は高いし、かなり揺れるしで、なかなかスリルがありました。

小さなピンクの像のすべり台
今となっては懐かしいピンクの小象のすべり台です。まったくスベリが悪いので、当時はどうしてこのような滑らないすべり台が置かれているかと怒っていたんですけどねぇ ^o^;

バベルの塔のうしろ側のようす
さて最後に、この記事の先頭の写真にあった物見台の裏側です。ただし、これは過去の写真です! 当時は上の方からロープが2本ほど垂らされていて、足や手を引っ掛けられる岩が取り付けられていたので、岩登り・山登り的な遊びをすることが出来ました・・・。
それが今では、上の鉄柵は閉じられロープは撤去、とっかかりの岩も無くなっているので、ただの物見台となってしまっています。しかも、この物見台の上に登っても特別に眺めが良いというものでもありません・・・。
危ないからという配慮なのか責任問題になるからという事なのか、子供たちの冒険心やチャレンジ心をくすぐるような構造物が次々と無くなっていくのは非常に残念です。
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