今日紹介するのは、宜野湾市 真志喜(ぎのわんし・ましき)にある「トロピカルビーチ」です。別記事で書いた宜野湾海浜公園に隣接したビーチです。
ビーチの入口にある、シャワーが降り注ぐアーチ型のゲートです。
ただし、近年はシャワーが出ているのを見たことがありませんけどね。 ^ ^;
名称:トロピカルビーチ ( A beach name: Tropical beach )
所在地:宜野湾市 真志喜 ( Location: Mashiki Ginowan-city Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
ビーチ専用の無料駐車場に置かれた、ビーチの大きな石の看板です。
うしろの建物は、沖縄コンベンションセンター劇場棟です。
つまり、トロピカルビーチの場所はちょうど宜野湾市のコンベンションセンターの後ろ側となります。
国道58号線の浦添市の牧港交差点から、高架に登らず下の道から海側へ進んで宜野湾バイパスに入ります。
そのまま道なりに進んで左側に宜野湾マリーナのヨット群が見えてきたら、道路標識にビーチ入口が表示されていますので、コンベンションセンター手前の路地から左折して奥まで進み、つきあたりの手前右側にビーチの駐車場があります。
国道58号線を北側から来る場合は、宜野湾市の伊佐北交差点から宜野湾バイパスに入って道なりにまっすぐ進み、右側にコンベンションセンター入口を見て、その次の分離帯の切れ目から右折してビーチ入口に入ります。
ビーチの無料駐車場はこんな感じで、180台収容できるようですが、真夏の最盛期には早朝から満車となってしまいます。
そのような場合は、ビーチのとなりの宜野湾マリーナにも駐車場がありますので、そこを利用してください。
有料ではありますが、時間制ではなく終日\300円ととてもリーズナブルです。 ^ ^
別記事で紹介しました宜野湾海浜公園のほうから歩いてビーチに向かうときは、丸いベンチに囲まれたシュロの並木道を通ります。
シュロの樹に「BEACH」と書かれた看板が掲げられていて、クスッと笑わせてくれます。 ^ ^
トロピカルビーチは、宜野湾市の唯一のビーチです。
白くて細かな砂がまぶしい、とてもきれいなビーチで、東シナ海に面しているので素晴らしく素敵な夕焼けや日没が見られることも多いです。
ビーチの監視員は複数いて、その後ろには数名のライフセーバーも控えていて、安心のビーチです。
じつはこのビーチは人工ビーチなんです。なので、ヤドカリやキレイな貝殻やサンゴのかけらなどは残念ながら見つけることはできません。 ^ ^;
でもおかげで砂浜を裸足で歩いても痛くなるようなこともなく、波打ち際では足の指の間を海砂と海水が混ざり合って肌を刺激して、これがとても気持ちいいんです。至福のひと時ですネェ。 ^0^
ビーチの砂浜との境目はコンクリートで階段状になっています。ここで足元についた砂がうまい具合に落とせる仕組みです。
また、砂浜でビーチサッカーやビーチバレーなどの試合がある時は、ここが観客席に早変わりするというわけです。 ^ ^
左側の青緑の運動会テントのようなものがズラリと並んだ場所は、沖縄の夏の定番ビーチパーティをするためのエリアで、人気の場所なのでここの予約取りの競争率はかなりの高さです。
ここはビーチ管理棟で、トイレとシャワーもここにあります。
シャワーとトイレットペーパーは有料となっています。
塔のように上に飛び出ているのは、背後の丘の上にあるモニュメントです。
こちらは駐車場側のトイレ。ビーチには2カ所トイレがあります。
管理棟の後ろに見えていた小高い丘の上にあるモニュメントの場所へ上がってきました。
これは1992年に沖縄の祖国復帰20周年の記念事業「アジア太平洋芸能フェスティバルin沖縄」の開催を記念してアジア及び太平洋諸国の未来に向けた友好と平和を誓うシンボルとして設置されたものらしいです。
モニュメントのある丘は海に面した小高い位置にあるので、とても眺めがいい場所です。
いい具合にベンチが置かれていて、爽やかな潮風を感じることが出来ます。もちろんここから見る夕陽も素敵です。
右の向こう岸に見える街並みは、北谷町美浜のアメリカンビレッジあたりですね。
小高い丘の上からは、ビーチに造られている出島のようすも良く見ることが出来ます。
人工ビーチでは砂の流出を防いだりする目的で突堤を造ることが多いのですが、ここのものは突堤のサイズを超えて、大きな出島として造られています。
出島の左側がビーチで、右側はバナナボートやジェットスキーなどの乗り場となっているため遊泳禁止となっています。
出島にはグルッと一周できる遊歩道があって、カラータイルで海の生物がデザインされています。写真のはマンタ(オニイトマキエイ)ですね、そのほかにカメや熱帯魚やタツノオトシゴなどがデザインされています。
出島の中央部は、芝の広場になっています。
この写真はビーチ側から見えない、出島の裏側のようすです。
特に珍しいものがあるわけでもないのですが、潮の香りを特に強く感じられるところです。
護岸に砂浜はなく、ときには波消しブロックに荒波が砕けて波しぶきがかかってくることもあります。 ^ ^;
テトラポットに這いつくばっている大きなカニを観ることも出来ますヨ。
出島の南北2カ所に、写真のような石のベンチが置かれています。
ここからは沖の方からビーチを眺めることが出来て、ちょっと不思議な光景です。
中央の建物がコンベンションセンター、左側の白いビルはラグナガーデンホテルです。
ビーチの方に戻り、この建物はビーチの売店で、浮き袋や日焼け止めなどが入手できます。
夏場には地域のFM放送局がサテライトブースを設けることもあります。
右側のひさしが延びているところはパーラーで、飲み物のほかホットドッグやピザなどの軽食も買うことが出来ます。
パーラーのとなりは芝の広場になっていて、そこには写真のようなちょっと不思議な生き物の形をした水飲み場があります。 ^_^;;
メモ: ビーチ利用は無料/シャワーは有料/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/自販機あり/無料駐車場あり
ビーチ内に何棟か建っているあずま屋にはテーブルセットがありません。共有スペースという事で占有できないようになっています。
このあずま屋はビーチ南側にあるもので、その奥にマリーナのヨットが見えてます。
左の白いのはラウンドワンの建物です。
ビーチ南側からの砂浜のながめです。
青いライン(ブイ)に囲まれた内側が遊泳エリアで、ハブクラゲなどの侵入防止ネットで守られています。
当然、ネットの外側の手前の浜などは遊泳禁止です。白い砂浜があっても泳ぐことはできません。 ^ ^;
それでもここの砂浜で寝そべってこんがり日焼けすることは出来ますよ、焼きすぎ注意ですけどネ
夕暮れになり、ビーチから海浜公園側へ歩いて戻ろうとビーチ入口へ進んでいくと、シュロの樹には「SEE YOU」と書かれていました。ここでまたニヤリとさせられてしまいました。 ^ ^
最後に写真をもう一枚。出島からのワンショットです。
SUPで泳ぐビーチ監視員を見てほしいのではありません。米軍海兵隊普天間飛行場へ戻るために飛んできたMV22オスプレイが上空を飛来してきたものを撮ったものです。
普天間飛行場は宜野湾市のどまん中にあるため、米軍機は住宅地上空も学校の上も、もちろんビーチの上も我が物顔で爆音をとどろかせて行き交います。[photography: 4/2019・6/2019 ]
飛んでいるオスプレイの下の山の稜線に、以前に紹介した嘉数高台公園の展望台がかすかに見えていますよ。
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