「県総(けんそう)」の通称で呼ばれている沖縄県が所管する「沖縄県総合運動公園(おきなわけんそうごううんどうこうえん)」は、沖縄市 比屋根(おきなわし・ひやごん)から北中城村 渡口(きたなかぐすくそん・とぐち)にまたがる広い公園です。
この県総を4回に分けて紹介していますが今回、県総シリーズの第3回目は、あまり知られていない?遊具のある「かりゆし広場」を紹介します。
かりゆし広場にある遊具に設置されていたもので、金属棒が6本並んだものです。
たぶん、金属棒のどこかをたたけばそれぞれ異なる音色が鳴るものだろうと思うのですが、よく分かりません。
でも音階だったら、ドレミファソラシドの8本は無いとおかしいですかね?
写真だけ撮って、あとからたたいて確かめようと思っていたら、うっかり忘れてしまいました。 ^ ^;
そんなうっかり写真をトップに持ってくるのも少しためらったのですが、是非、読者の皆さんに現場へ行ってもらって実際に確認してほしいという事で、あえて載せることにしました。 ^o^/ 確認よろしくお願いします。
名称:沖縄県総合運動公園 ( A park name: Okinawa Comprehensive Athletic Park )
愛称:けんそー( Nickname is Kenso )
所在地:沖縄市 比屋根 ( Location: Hiyagon Okinawa-city Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
休園日:毎週火曜日( Closed every Tuesday / 每周星期二休息 / 每週星期二休息 / 매주 화요일휴원 )
★火曜日は休園日です、ご注意を!
今回のかりゆし広場はこれまでの県総シリーズ1回目・2回目と違って、沖縄市の比屋根エリアにあります。県総は広い公園なので公園入口が全部で7つもあります! 今回の入口は、かりゆし口から入ります。 ^ ^
国道329号線を北中城村の渡口交差点から北上します。右側にある家具のOKを過ぎて、渡口交差点から1200mぐらいを走ると、左側にA&Wドライブイン泡瀬店が見えてきます。そこからさらに200mほど進むと、陸橋のある交差点の右側に、県総の北口の入口が見えてきます。
今回は北口には入らずに、そこからあと100mほど先にある信号三差路から右折します。
ちょうど国道329号線が上り坂になって、ゆるく左カーブしているところなので、注意していないと見逃してしまう信号交差点です。道路には引き込み線が無いので、事前に右ウインカーを出しておきましょう。
国道329号線を北側から来る場合は、沖縄市の比屋根交差点(イオンモールライカム店から東側へ降りて来た交差点です)から南下します。
小高い丘をカーブしながら乗り超えた、下り坂の終りごろに、「泡瀬特別支援学校」の道路標識がある信号交差点から左折します。
国道329号線の信号交差点を曲がって路地へ入ると、あとは道なりに直進します。するとそのまま県総のかりゆし口に到着します。
左側に駐車場がありますので、そこへ車を停めます。
駐車場のすぐそばに大きなトイレがあります。
遊具のある場所はそのトイレを超えたところです。
かりゆし広場の見取り図です。
下の方に駐車場があって、トイレのあるかりゆしセンターを超えて、左上の薄茶色の部分が遊具の場所です。
見取り図には大型コンビネーション遊具と書かれていますが、今はやりの組立てパーツのコンビネーション遊具とは異なり、オリジナルの遊具となっています。
地面の上には柔らかマットが敷かれていて裸足でも走り回れそうです。
遊具の周りにはいくつかのベンチも配置されています。
上の写真の左側の黄色い柵で囲まれたところは、使用禁止となっている砂場でした。
砂場の横を通って、遊具の左側へ行ってみましょう。
遊具の横のほうへ行くと、壁に「のぼりだけ」とキノコのようなマークが書かれたパネルが貼り付けられています。
壁に取り付けられたボルタリングのような取っ手が、キノコを意味しているのでしょうか?よく分かりません。
察しが悪い私にはパネルの意味がよく分からず、ふと上を見上げてみると、子供がもぐり込めそうな穴が開いています。
大人の私には狭くて入れそうもないので、横のほうから見てみることにしました。
写真左の裏側がパネルの貼られていたところで、そこから上に登り、最初はネットの中を、次に円柱形と四角柱の中を通り抜ける仕組みのようです。
大人は板張りのゆるいスロープを、左側から入って、手前で折り返し、右側へ行く通路を歩いて行きます。
スロープの途中には、ピンクの蛇のようなものが屋根からぶら下がっているのが見えます・・・何だアレはと気味悪がりながら進んで行くと、その手前の左右の壁には大きなステンレスの鏡があって、ビックリさせられます。
ここはドッキリハウスか!と、思わず叫びたくなります。 ^ ^;;
ぶら下がっているものも、ただの飾りものだったので、とりあえず安心して向こう側へ通り抜けて、右へターンします。
ここまで来てやっと「のぼりだけ」の意味が分かりました。
こちら側の壁に「くだりだけ」と書かれたパネルがあり、壁には下向き矢印がデザインされています。
「のぼりだけ」はOnly riseで、「くだりだけ」はOnly going downだったわけですね。 ^ ^;
つまり、一方通行ヨと言うことなのね。だったら最初からそう書いとけヨ! と、自分の思考の柔軟さの無さは棚に上げて文句を言ってしまいました。ハハハ
それにしても、変わった遊具だわぁ ^ ^;;
さて、気を取り直して、スロープを登ってきた遊具の上の方を見渡すと、金属パイプでいろいろと通路などが構成されています。
床は鉄板が少しサビていたりして古さを感じさせますが、頑丈に造られているようで安心です。
まるで工場のベルトコンベヤーみたいに、ローラーが長く置かれています。こう配は付けられていなくて平面です。
左側の通路の上の方には、ぶらさがりの取っ手がいくつも取り付けられています。
このローラーの遊具をどう遊ぶのかは、それぞれの子供たちに任せましょう。 ^ ^;
金属パイプのフレームは、遊具を設置した当時に屋根のカバーが取り付けられていたものでしょうか。
遊具の中央付近にはネットが張られている場所もあります。
写真の左奥の方には、この記事トップに載せた音階パイプ棒が見えています。
鉄板の床をよくよく見てみると、なにやらいろんな模様が書かれています。
もしかしてこのマークは、ケン・ケン・パー?
こちらの床に書かれた矢印は、遊具の進み順を示したもののようですが、他のマークはジャンプしたりジグザグに歩いたりしましょう、と指示しているものでしょうか???
ややすべりが悪くなっていますが、ローラー式すべり台です。
このほかにも、パイプ型すべり台もありました。
遊び方がよく分からない遊具については、親がいちいち子供に手だしをせずに、親たちは向こう側に見えるベンチでのんびり子供たちの遊ぶ様子を観察している方が良いみたいです。 ^ ^
近くにはブランコもあります。
普通のブランコですが、なぜかホッと安心してしまいます。 ^ ^;
遊具の近くには写真のようなウォーキング・トラックが置かれています。
「ふれあい運動場」とつけられた名前には、やや違和感もありますが、適度な硬さの地面で歩きやすくなっています。
あずま屋が周辺にいくつも置かれています。
メモ: 公園利用は無料(各施設の利用は有料)/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/自販機あり/駐車場あり/池あり/展望台あり
赤レンガで囲まれたトイレです。ウォーキング・トラックの近くにあります。
私が取材に行った時にはちょうど芝の草刈り作業が行われていました。
作業が済んだ所はとてもきれいで、きもちの良い場所になっていました。 ^ ^
遊具は地面の色が違う右側のほうにあって、芝生のほうにはいくつかの健康器具が置かれています。
植木を取り囲むように円形のベンチがありました。
ベンチに取り付けられた仕切りがモダンですね。
これまで紹介した県総の2カ所の遊具広場とは全くおもむきの異なった遊具が置かれているのが、このかりゆし口から入った場所でした。
ここでは遊具で遊ぶのも楽しめますが、緑のなかを散歩するのも楽しい場所です。
いつも県総の同じ場所で遊ぶだけではなく、違う入口から入って、新しい発見と体験をするのも面白いですよ。 ^ ^
ここまで[photography: 8/2019 ]
県総の公式サイトのリンク
コメント