4回に分けて、沖縄県が所管する「沖縄県総合運動公園(おきなわけんそうごううんどうこうえん)」、通称「県総(けんそう)」を紹介しています。
沖縄市 比屋根(おきなわし・ひやごん)から北中城村 渡口(きたなかぐすくそん・とぐち)にまたがる広くて大きな公園です。
県総シリーズの第2回目は、多目的広場に置かれた新しい大型遊具です。
パッと見には、いったい何がどうなっているのか分からないぐらい複雑な大型遊具です。 ^ ^
カラフルなタコのお化けみたいでもあります。
名称:沖縄県総合運動公園 ( A park name: Okinawa Comprehensive Athletic Park )
愛称:けんそー( Nickname is Kenso )
所在地:北中城村 渡口 ( Location: Toguchi Kitanakagusuku-village Okinawa JAPAN )
利用は無料( Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 )
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
休園日:毎週火曜日( Closed every Tuesday / 每周星期二休息 / 每週星期二休息 / 매주 화요일휴원 )
休園日があるので要注意です!
今回の大型遊具の置かれている場所は、多目的広場と呼ばれているところです。
県総には公園入口が全部で7つもあります!今回の多目的広場は、南口からが近いです。
北中城村の国道329号線の渡口交差点から泡瀬向け県道227号線へ東進します。
宜野湾・北谷方面から石平(いしひら・いしんだ)交差点経由や沖縄自動車道路の北中城インターを利用して来る場合は、県道81号線を東進して長い坂を下り、渡口交差点を直進すれば県道227号線です。
県道227号線へ入って道なりにしばらく進み、左側のマンガ倉庫 泡瀬店を過ぎると見えて来る、赤い2段屋根のゲートは県総の中央口です。
今回は南口から入るので中央口には入らず、道路をそのまま100mほど直進して、トンネルの手前にある信号交差点から右折したところが県総の南口です。
県道227号線を北側から泡瀬へ南下してきた場合は、泡瀬交差点を過ぎてサンエーV21あわせ食品館を過ぎて、トンネルを2本くぐったところに信号機がありますので、そこから左折して県総の南口に入ります。
県総の南口は、中央口と比べるとかなり質素で全然目立ちません。
見過ごして通り過ぎてしまいそうです。 ^ ^;
南口に入ってすぐ目の前にある土手の中は、自転車競技場になっています。
南口から入ると道沿いのあちこちに駐車場がありますが、遊具のある場所へ行くためにオススメする駐車場は、
自転車競技場の裏側の駐車場か、または一番奥まで道路を進んだ左側にある駐車場です。
自転車競技場の裏側の駐車場からだと、大きな池の右側を進んで遊具のある場所へ行くことが出来ます。
奥の駐車場は遊具の場所に近いのですが、早い時間に満車になって停められなくなることがあります。
赤い色がまぶしいくらいに鮮やかな大型遊具です。
階段やハシゴなどで、4階まで上がれそうです。
まん中に見える白く細長い筒の中は、ハシゴではなくてネットになっています。
白い筒の中には互い違いに段々でネットが張られていました。
簡単でない分、登るのが楽しそうです。 ^ ^;
反対側にもうひとつ白い筒がありますが、あちらはネットではなくてリング状のハシゴで登るタイプになっていました。
遊具の上の方の通路は、上下左右がネットになっていて、さらに通行を邪魔するように斜めにもネットが張られています。 ^ ^;
2階部分には半円形の白くて柔らかい床が置かれています。
まん中の方からは、上にも下にも行けるようになっています。
1階部分のようすです。2階から降りて来た出口はネットで横に向いていました。
上の方に白い床が見えていますね。
1階にはこのような飛び島状に丸いボードも置かれています。
ボードを飛んで渡ってもいいし、あいだのクサリを綱渡りしても行けます。
なお、青色の床は柔らかい床なので転んでも痛くありません。 ^ ^
床に赤丸でマークが付いているので、それに沿って飛び石や平均台を次々に渡って行きます。
黄色い逆三角屋根の横にはボルタリングのような手でつかめる突起物が取り付けられています。
左側にも同じように突起物が取り付けられているので、青い台の上にあおむけになって寝て、両手で突起をつかんで向こう側まで進む、というチャレンジコーナーがあります。
手が届かない場合は、青い台の上をうつぶせの格好でほふく前進してチャレンジすることもできます。 ^ ^;
もういちど大型遊具の全体像を見てみましょう。
とにかく多くのすべり台が用意されています。全部で7本のすべり台があります。
それぞれ個性的なすべり台が、タコの足のようにのびていますネ。 ^ ^
これが一番長く、3階部分からすべり降りて来るすべり台です。
一番長いすべり台の乗り口のようすです。
ローラー式すべり台になっています。
屋根カバーがついているので夏の日差しも気になりません。 ^ ^
こちらは波を打ってすべる二連式のすべり台です。
ここにも日よけカバーが取り付けられています。
2基のターザンロープも用意されていますヨ。
初めてこれを見たときはビックリしました。なんじゃコレは!と
根性登りと名付けられた半円形の通路型の立体遊具です。
壁に書かれた矢印に沿って、左側からボルダリングして登って、こちら側に降りて来るという仕組みですが、
中の方はいったいどうなっているのか、まったく不明です。
子供が上の方で進めなくなったら、親は中に入って助けに行かなくてはならないのでしょうか?不安です。
しかし、よくこんな遊具を考えつくものですねぇ、感心してしまいます。 ^ ^;
どこから見てもスゴイ造りです。
上の方にはところどころネットになっている部分があって中が透けて見えています。
県総は子供だけがたのしい場所ではありません。
大型遊具の近くには、大人用に写真のような健康器具を1カ所にまとめた場所が用意されています。
まるでゴルフの打ちっぱなしか、バッティングセンターのようにも見えます。
健康器具コーナーは真っすぐな道のウォーキングコース沿いにあるので、ここでちょっと筋トレして、ウォーキングして、またここで筋トレして、みたいな利用法が出来ます。
メモ: 公園利用は無料(各施設の利用は有料)/ベンチあり/あずま屋あり/トイレあり/水飲み場あり/自販機あり/駐車場あり/池あり/展望台あり
大型遊具の周りにはいくつかのベンチが置かれていますが、あずま屋は近くにはありません。
また、トイレも少し離れたところにしかないので、遊ばせる前にあらかじめトイレの場所を確認しておいた方が良いです。
大型遊具のある多目的広場には写真のような、何のための場所かわからない施設があります。
壁の向こう側にはバスケットリンクがあるのでバスケットコートだとわかるのですが、こちら側はいったい何でしょうか? ローラースケート場の跡でしょうか? 壁にはAコートBコートと書かれていますが・・・。 ^ ^;
ここまで[photography: 6/2019・8/2019 ]
===== ここから下はこの公園の過去の様子です。[photography: 6/2011]=====
昔の写真を探してみると、こんなものが見つかりました。
写真はバスケットコート側を写したものですが、向こう側はテニスコートでした。
現在では別の場所に広いテニスコートが造られているので、ここのネットは撤去されて殺風景になっていたのでした。
壁の上の方にも、デザインされたフェンスがあったんですね。 ^ ^
今の大型遊具が置かれる以前の多目的広場には、写真のような木製のコンビネーション遊具がありました。
いろんな遊びが出来る楽しい遊具でした。左側にはターザンロープもあって、左奥にはネットのジャングルジムも見えています。これらは今では全て無くなっています。
県総の公式サイトのリンク
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