今日は、宜野湾市 嘉数（ぎのわんし・かかず）の「嘉数高台（かかずたかだい）公園」を紹介します。
ニュース映像で見る米軍海兵隊の普天間基地に駐機しているオスプレイやヘリコプターは、大抵ここの展望台から撮ったものです。
個性的な地球儀のような展望台
嘉数の高台のてっぺんに、地球儀のようなペイントがされた展望台があります。中は３階建てになっています。
名称：嘉数高台公園 ( A park name: Kakazu Takadai park )
所在地：宜野湾市 嘉数 ( Location: Kakazu Ginowan-city Okinawa JAPAN )
利用は無料（ Admission: Free of charge / 利用免费 / 利用免費 / 요금 불요 ）
無料駐車場あり (Free parking available / 有免费的停车场 / 有免費停車場 / 무료 주차장 있어 )
今日の公園へ行くには、国道３３０号線を浦添市から宜野湾市へ向け走り、メガネトンネルの伊祖（いそ）トンネルを超えて900mほど走り、高架道路の下をくぐると左に入れる路地がありますので、そこから左折します。すぐ先にはコンビニがあるところで、その手前を曲がる形になります。
路地に入って400mほど行くと信号交差点がありますので、そこを左折します。あとは道なりに進むと200mほどで右側に公園と駐車場が見えてきます。
国道５８号線を利用する場合は、浦添市の牧港高架橋の下の道を通り、牧港交差点から県道１５３号線を山手に登って左側車線を進みます。給油所の前を過ぎて国道３３０号線に合流してすぐに左折して路地に入り、あとは上と同じです。
国道３３０号線を普天間方面から南下する場合は少し複雑ですので無難なルートを説明します。宜野湾市の我如古（がねこ）交差点から県道３４号線に大謝名（おおじゃな）向け右折して、途中の真栄原（まえはら）交差点を左折、道なりに400mほど進むと案内標識のある陸橋がありますので、そこから右折して坂を上まで登り、信号機のある交差点で右折して進むと公園に到着です。
公園の看板 展望台の近くに京都の塔の慰霊碑もあります
公園の駐車場はすぐわかると思いますが、なぜかいつもたくさんの車が停まっているため、駐車するのに多少苦労するかもしれません。 ^ ^;;
展望台へ上がる階段
駐車場から広場を抜けると展望台への階段が現れます。階段の下のほうにある水色の壁は、第二次大戦の激戦地だった嘉数集落の住宅にあった弾痕の残る壁をここへ移設したものです。
展望台へこの階段を利用して行くのもいいですが、公園外周の遊歩道は少し緩やかなので、階段がキツイ方はそこを利用されるのも良いかと思います。 ^ ^
公園の外周の遊歩道
公園の外周の遊歩道のようすです。
たくさんのサクラの木が植樹されているので１～２月は公園全体がピンク色に染まります。
階段の上から見たようす
先ほどの階段を登った上からのながめです。 ^ ^;;
遠くに見える山の稜線はここの嘉数高台と同じく第二次大戦の激戦地で、メル・ギブソンが監督した2016年アメリカ映画「ハクソー・リッジ」の舞台にもなった浦添市の前田高地です。
高台頂上近くにある大戦当時のトーチカ
あちこちに戦争遺跡が残されていますが、ここの展望台のすぐ足元にはトーチカ（コンクリートで堅固に構築した防御陣地）が保存されています。
狭いですけども実際に中に入ることもできます。
展望台からのながめ
展望台は３階建てになっていて、設置された説明パネルを見ながら四方の眺望が楽しめます。
中央から右側に見えるのが普天間飛行場で、左側には東シナ海が広がっています。
タイミングが合うと国会議員さんの視察に出くわしたりします。彼らはキツイ階段を登ることはせずに展望台そばまで乗用車で乗り付けます（許可はもらっているようですが）。背広姿で大勢引き連れてくるので、顔は知らなくてもそれだとわかります。 ^ ^;
トイレのようす
展望台そばにあるトイレです。公園の入口付近にもう一か所あります。
幼児向けの遊具
公園の正面から向かって右側に置かれている幼児用のコンビネーション遊具です。
大きな砂場とベンチとパーゴラがセットです。^ ^
コンビネーション遊具の下にはマットが敷かれています
別の方向からのコンビネーション遊具の写真です。
右奥に見える建物は公園に隣接する保育園で、そこの園児たちが午前中によくこの遊具で遊んでいます。
大型のパイプ遊具
お待たせしました、公園の左手の奥にある大型遊具です。
コンクリート柱と鉄パイプで組まれた遊具で、広い砂場の上に置かれています。
まるで大きなジャングルジム
単純な構造でジャクグルジムにも似ていますが、パイプの間隔がかなり広いので幼児が遊ぶには難しいですね、小学生たちはいろいろ自分なりに遊び方を工夫して楽しんでいます。 ^ ^
大理石のテーブルセットが左側の木陰に置かれています。
パイプ遊具とネット
パイプ遊具には一部ネットが張られた場所もあります。
遊具中央の一段高い場所には入口が一か所あってそこから上がることが出来ます。
バネ式のシーソー
スマートなバネ式のシーソーですね。一人でも楽しむことが出来る遊具です。 ^ ^
コンクリート製のすべり台
パイプ遊具のそばにあるコンクリート製のすべり台で、良く滑りますが、下が砂場なので安心して遊べます。
登り口は普通の階段のほかに、ボルダリングのような坂や丸太の階段があります。
すべり台も３面あって、どちらもシンプルなストレートタイプです。
すべり台の上の方からのながめ
すべり台の上から見たながめです。
３本の木をかたどった木登り遊具もありますよ。
メモ： 公園利用は無料／ベンチあり／あずま屋なし／トイレあり／水飲み場あり／自販機あり／駐車場あり／展望台あり
広い芝の多目的広場
パイプ遊具の場所に隣接して広い芝生の多目的広場があります。少年サッカーの練習をしているのをたまに見かけます。
背中側がパイプ遊具の場所で、左が展望台方向、右奥が公園の入口付近です。
ベンチはいくつもあります
公園にはベンチがまとまって置かれている場所があります。
不思議な８角形のコンクリート製の構築物がいくつもあるのですが、いったい何なのかよくわかりません。 ^ ^;
フェンスで囲まれた場所
ここは数十年前に嘉数プールがあった場所で、フェンスに囲まれて数年前まで立入禁止となっていた芝の広場が使えるようになっていました。
公園案内図で見るとパークゴルフ場と書かれていましたが、パークゴルフは多目的広場でもできるので、ここはぜひとも駐車場として整備していただけないでしょうか？
［photography: 5/2019 ］
===== ここから下はこの公園の過去の様子です。［photography: 2/2009］=====
かなり難度の高いパイプ遊具の坂登り
以前は、パイプ遊具の一部に写真のような坂登りが設けられていました。高さがあり難かしくもありました。
上の方で間違えて足を滑らせると下まで一気に落ちて来るため、それだけでも危ないですが、別の子供達が下の方にいたらいったいどうなるかわかりません。下が砂場でなく非常にリスキーな遊具でした。
気持ち的には複雑ですが、撤去されても仕方ない遊具だと思います。 ^ ^;
向こう側に寒緋桜の花が咲いているのがわかるでしょうか。この公園は桜の名所としても有名なんですよ。 ^0^/
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